普段着の文章

物部俊之 日誌 「私はこう考えますけど、あなたはどうですか」




国民は国と戦っている

あぁ、そうかと気がついた。9月11日のあの日より、国は「テロとの戦い」と言いだした。テロリズムという暴力に染まってしまった人達がいて、私達をそのテロ行為から守るために国は戦ってくれるのだと。
さて、今回の香港のデモ報道を見ていて、気がついたのは、以前は国と国の戦いを戦争と呼んだけれど、テロとの戦い、これは国と個人の戦いだ。つまり、国は個人に戦いを仕掛けてきている。
国とはいえ、どいつがどういう考えを持っているか、把握はしきれないだろう、つまりは国民全員がテロもしくは準テロ容疑者だということだ。
戦中、日本でのプロパガンダ、「鬼畜米英」、これは、敵は人間ではない、人間ではないんだから、殺してもなんら問題はないという、国民の意識を変換させるものだった。
人を騙すには、まずは自分が騙されていないと説得力はない。
香港政府はデモをする人達を既に同じ人間と考えていないのではないかと思う。
今回、条件が揃ったため、香港でその様相を現わしたけれど、例えばこの国では、軍備を増やし福祉を切り下げている。モンサントで土壌を破壊する、水道という国の大きな責任を投げだす。
つまり、国、指導者層と呼ばれる人達は私達を「鬼畜国民」同じ人間ではないから、何をしたってかまわないのだという認識だ、そう考えれば、国の行為がそういうことだったのかと納得できる、そんなふうに思う。

 

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