普段着の文章

物部俊之 日誌 「私はこう考えますけど、あなたはどうですか」




2017.05.12 敗北力 Later Works を読む

心棒、というものがある。

自分を貫く一本の棒、もしくは線である.この線は、できるだけ細い方が良い、でも、それは強靭でしなやかである必要がある.
何かの判断が必要となるとき、それは線の右を通るのか、左を通るのか、ぴたっと合うのか、それがまずは判断するための前提となる.

ただ、この線、あるいは棒は欠けていたり、ささくれていたりするのだ。なんとか、まっすぐで鋭いものにしたいのだけれど、自身の怠慢や能力の足りなさで、なんともいえずみすぼらしい.

http://www.groupsure.net/post_item.php?type=books&page=20161002Haiboku

『敗北力 Later Works』 鶴見俊輔著 

http://www.groupsure.net/post_item.php?type=books&page=20161002Haiboku  を、読んだ.

私はアマゾンの書評を読まない.せっかく、これから本を読もうとしているのに、実はこういう本で、なんて解説されたら怒りでいっぱいになる.自身で発見する、再発見するという楽しみをうばわれるに等しいと思うからだ.

だから、この本についての具体的なことは書かない. 私は鶴見俊輔の本を読むのが好きだ.敗北力、そうかと唸る再発見にわくわくする。

私の中にあるはずの、いや、多分、あったと思うところの心棒を、この本はしっかりと強くしなやかにしてくれると思う.
だから、私はこの本を読んで、とても愉快な気分になる。
元気になる.
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20170518 岩波新書 現代日本の思想 その5つの渦 久野収 鶴見俊輔著

岩波新書 現代日本の思想 その5つの渦 久野収 鶴見俊輔著 を買う.

大正の後半、それとも昭和の始め辺りの社会を読むことで、今、そして、これからを読むことができるのではないかと買ってみた.

「日本共産党」と「綴り方運動」まで読んだ、ほぼ、三分の一、まだ、途中だけれど思うのは、昭和の始め辺りの気分と現代の世相、私的には「気分」と表現したいのだけれど、よく似ている。もちろん、違う要素もたくさんあるから、そのまま、同じように推移していくわけではないだろうけれど、同じ失敗をするのは愚であるなとは思う.というか、同じように推移させたいという勢力がもしも存在するなら、ま、持って回った言い方だけど、今度は成功させようと思っているかもしれないとか。


https://www.iwanami.co.jp/book/b267138.html

アドラー心理学は結果でなく、目的論を採用する.これは、もちろん、その対象を個人としているけれど、個人の集合体である組織をアドラー心理学にて判断しようとしたとき、いままで見えなかったモノが見えてくるかもしれないとかは思う.
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