普段着の文章

物部俊之 日誌 「私はこう考えますけど、あなたはどうですか」




ほとり・ポトリ

ほとり・ポトリ
近江舞子にあるカフェにて。

グリーン・ウッドワークというものを初めて見た。
http://waku-waku.org/hotori-potori/

私はまったくもって詳しくないのだけれど、ようは木工である。

でも、私の思うところの木工と違うのは材料が生木であるということだ、木を乾燥させていない。
生木を、削り馬という専用の作業台を使って削っていく。
どこかでこの様子、見たことあるぞと思い出したのが、家庭教師のCMでアニメ アルプスの少女ハイジのおじいさんが、がしごし木をげずっている姿、あれである。

上手い人が作った椅子を見せていただいた。高級家具店に置いてあっても、納得するような風格である。

なんか、とっても楽しそうだ。
来年1月から椅子を作るワークショップを始めるらしい。
習ってみたくはある、ただ、私は不器用なので、まずは、スプーン辺りからやってみたいな。

少し思うところ。
社会という分業システムの中で、私や多くの人たちはその中にて、主に「消費」という役割を担っている。
この消費するという立場は、わりと脆弱な存在であり、システムが滞ってしまうと真っ先に被害を受ける、あたふた戸惑う立場にある。
自立していないという役割を担っているとも言えるのだ。
どうも、この立場はあんまり格好良くない。

いまの話で言うなら、自分で椅子を作ることができたのなら、何処かで椅子を買うという行為をする必要がない、そして、作ることができるということは修理することもできるということだ。
つまりは、こと、椅子においては、単なる消費者、例えば、ニトリの顧客であるという立場から独立できた、システムの中から、いくらか、自立したとも言える。
ええ年こいた大人として、自立できていないというのは、ちと、恥ずかしくも思うので、こういうのもかなりありだと思う。
以前から関心のあった里山資本主義にも直結するものだと思う。

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